【書評】空飛ぶ円盤が墜落した町へ 佐藤健寿(補足)
本書は一人旅をする場合での危険を回避する術(すべ)についても、有益な情報を与えてくれる。
これは良い対処方法だと思ったのが、空港に到着してからのタクシーの利用法についてである。海外に行ってよく思うのが、必ずしも電車網が発達しているとは限らず、移動手段がバスか車に限定されることが多々あるなということ。私もタクシーとかの適正料金が判らず、ウーバーも使えないような国では、どれだけぼられるかしてたもんじゃないなという悩みでがあった。これらの困難に対する、著者の対処方法は以下となる。
空港からタクシーは一人では危険なので、知り合いなどと相乗りすること。
どうしても一人で行動しなければならない場合では、以下の行動を取る
- 行き先と具体的な金額を提示(ガイドブックや旅行会社に入って相場を確かめる)
- 誘拐が懸念される場合、タクシー運転手の前でナンバープレートをメモする
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変な方向に進んだ場合、ホテルへ電話する(話すふりでもいい)
自分は一人で旅行しているのではないと、相手に思わせるのが大事だというのがよく分かる。
空飛ぶ円盤が墜落した町へ: X51.ORG THE ODYSSEY 北南米編 (河出文庫)
- 作者: 佐藤健寿
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2015/04/07
- メディア: 文庫
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