2019-01-01から1年間の記事一覧

【感想(続き2)】ユダヤの商法(新装版)   藤田田

【感想】ユダヤの商法(新装版) 藤田田 - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多め 【感想(続き)】ユダヤの商法(新装版) 藤田田 - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多め (前回からの続き) 本書は40年近く前に出版された書籍である。しかしながら、その内容は現在のビ…

【感想(続き)】ユダヤの商法(新装版)   藤田田

【感想】ユダヤの商法(新装版) 藤田田 - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多め (前回からの続き) 日本でのマクドナルドのフランチャイズ展開を推し進めた藤田田(ふじたでん)の経営哲学で、彼がユダヤ人から学んだことについてサラリーパーソンが役立ちそうな…

【感想】ユダヤの商法(新装版)   藤田田

日本においてマクドナルドのフランチャイズ展開を初めて行った藤田田(ふじたでん)。本書、「ユダヤの商法」の著者でもある。 名前がユニークであるが、これは彼の母親がクリスチャンであり、田圃(たんぼ)の田にある十の漢字に十字架のイメージを見出し、…

【感想】野村證券第2事業法人部  横尾宣政

世間的には忘れ去られている経済である、オリンパス事件。2011年、オリンパス社がバブル期の投資損失を会計計上ぜす、投資ファンドやらM&Aスキームやらを利用し、長年、帳簿外に損失を隠蔽し続けた経済事件である。やり口は高度な金融スキームのウンタラ…

【感想(ウシジマくん)】漂白される社会 開沼博

【感想】漂白される社会 開沼博 - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多め 【感想(続き)】漂白される社会 開沼博 - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多め 【感想(続き2)】漂白される社会 開沼博 - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多め (前回分) 本書の中で、面白か…

【感想(続き2)】漂白される社会 開沼博

【感想】漂白される社会 開沼博 - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多め 【感想(続き)】漂白される社会 開沼博 - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多め (前回の続き) 周縁的な存在(ヤクザではないにしろ、カタギと呼ぶには?がつく人々というべきか?)について…

【感想(続き)】漂白される社会 開沼博

【感想】漂白される社会 開沼博 - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多め (前回の続き) 本書「漂白される社会」では、著者である開沼博氏が、周縁な分野(路上キャッチ、エセ同和等)をフィールドワークに、社会学の博士論文としての研究成果およびジャーナリス…

【感想】サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門 三戸政和

今の仕事がイヤでイヤでた溜まらないサラリーマン諸氏は多いと思う。金曜の夜、同僚と安い居酒酒で「会社を辞める」、「上司は使えない」、「この会社は駄目だ」とくだを巻くことは多いと思う。翌日、二日酔いによる頭痛とともに目を覚ますことになることも…

【感想】教養としてのテクノロジー 伊藤穣一 アンドレー・ウール

マサチューセッツ工科大学のMITメディアラボ所長て、AIや人工知能なるバズワードが絡むメディアでは、よく名前が登場する伊藤穣一氏。近年、研究者というよりは、MITメディアラボの資金集めのために、世界中で講演会を行い、自分の弟子をお披露目したり、…

【感想】漂白される社会 開沼博

社会学は何をしている学問かと問われた時、あなたならどう答えるだろうか?正直、英語の論文を作成する必要がないというイメージ以外、何も持っていなかった。 現在では、社会学について問われたら、開沼博を思い出してしまうほど、私の中での社会学の出会い…

【感想(続き2)】日本の「中国人」社会  中島恵

【感想】日本の「中国人」社会 中島恵 - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多め 【感想(続き)】日本の「中国人」社会 中島恵 - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多め (前回からの続き) 引き続き、「日本の「中国人」社会 」を参照、私個人で持つ在日中国人につい…

【感想(続き)】日本の「中国人」社会  中島恵

【感想】日本の「中国人」社会 中島恵 - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多め (前回の続き) 中島恵氏の著書「日本の「中国人」社会」について、私の持つ在日中国人情報と突き合わせながら、感想を書いた。前回分の要点をまとめると、以下の通り。 1.風水的に…

【感想】日本の「中国人」社会  中島恵

コンビニエンスストアに立ち寄ると、働いているアルバイトは全員外国籍の留学生だけ。そんな光景をよく目にする。10年くらい前は中国人が多勢を締めていたが、現在はベトナムやインド等が多くなってきたように思う(あなたの近所でもそうでしょ?)。 むしろ…

【感想】ユダヤから学んだモノの売り方  立川光昭

【書評】自己紹介が9割 立川光昭 - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多め 以前、立川光昭氏の書籍を紹介させていただいた。今回も、同氏が刊行したビジネス書について、サラリーパーソンが役に立ちそうな項目を抽出したい。 立川氏は中古バイク販売から会社を立…

【感想(補足)】面倒くさがり屋の僕が3ヶ月で英語を話せるようになった唯一無二の方法  須藤元気

【感想】面倒くさがり屋の僕が3ヶ月で英語を話せるようになった唯一無二の方法 須藤元気 - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多め 【感想(続き)】面倒くさがり屋の僕が3ヶ月で英語を話せるようになった唯一無二の方法 須藤元気 - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多…

【感想(続き2)】面倒くさがり屋の僕が3ヶ月で英語を話せるようになった唯一無二の方法  須藤元気

【感想】面倒くさがり屋の僕が3ヶ月で英語を話せるようになった唯一無二の方法 須藤元気 - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多め 【感想(続き)】面倒くさがり屋の僕が3ヶ月で英語を話せるようになった唯一無二の方法 須藤元気 - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多…

【感想(続き)】面倒くさがり屋の僕が3ヶ月で英語を話せるようになった唯一無二の方法  須藤元気

【感想】面倒くさがり屋の僕が3ヶ月で英語を話せるようになった唯一無二の方法 須藤元気 - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多め (前回の続き) 須藤元気氏が実践した自己紹介イングリッシュについて、深堀していきたい。 前提条件として、3ヶ月で結果を残すた…

【感想】面倒くさがり屋の僕が3ヶ月で英語を話せるようになった唯一無二の方法   須藤元気

元総合格闘技の選手であり、現在、拓殖大学のレスリングコーチを兼任している参議院議員の須藤元気氏。ミュージックグループを結成したり、魚屋や英会話スクールを経営と、肩書を書き加えると終わりが見えないのでここで締めるが、彼は、堀江貴文氏と同じよ…

【感想】采配 落合博満

【書評】決断=実行 落合博満 - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多め 【書評(続き)】決断=実行 落合博満 - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多め 上記のリンクは、以前、元プロ野球選手であり中日ドラゴンズの監督も努めた落合博満氏の書籍から、ビジネスパーソン…

【感想】人間さまお断り 人工知能時代の経済と労働の手引き ジェリー・カプラン   

人工知能の権威、レイ・カーツワイル博士が提唱したシンギュラリティ、人工知能が2045年に人間の知能を超越するという特異点があるという予言。そこから、現在の第三次AI・人工知能ブームが始まったといっても過言ではない。 本書もこのブームの中で発行さ…

【感想】12歳までに「勉強ぐせ」をつけるお母さんの習慣 楠本佳子

子供を持つ親であれば、誰もが子育てで悩むであろう。子供が幼稚園の年長に達していれば、ある程度、コミュニケーションが取れるので、しつけ(この言葉自体が動物のそれと同等のニュアンスがあるので、私は好きではない)を厳しくしていかなければならない…

【感想(続き2)】一生、同じ会社で働きますか? 山崎元

https://trikiken.hatenablog.com/entry/2019/09/10/102055 (前回からの続き) 前回、山崎元氏が自信の経験から、転職エージェントとの付き合うにあたっての注意事項について紹介した。 最後に、転職でのリスクや心持ちについて気になる箇所があったので引…

【感想(続き)】一生、同じ会社で働きますか? 山崎元

https://trikiken.hatenablog.com/entry/2019/09/05/114732 (前回からの続き) 転職は、主たる取引先の変更だということを述べた。今回は、具体的な転職方法や気持ちの整理について、本書を引用しながらまとめていきたい。 まず、転職を始めるにあたり、転…

【感想】一生、同じ会社で働きますか? 山崎元

転職回数12回、経済評論家であり、現在、楽天証券経済研究所客員研究員をやりながら投資教育を行う会社を経営、一般向けに多くの投資についての書籍(ネット動画広告に度々登場する詐欺師連中ではなく、低コストのインデックス投資を推奨する投資術)を書か…

【感想】人たらしの流儀  佐藤優

https://trikiken.hatenablog.com/entry/2019/09/01/151845 (前回からの続き) 外務省のラスプーチンの異名を持つ、元外交官で、作家の佐藤優氏が提唱する、ビジネスパーソンにも応用できる人たらし、人脈術につい、本書及び他の雑誌の内容を、わかりやすく…

【感想】人たらしの流儀  佐藤優

対ロシア外交で情報収集・分析のエキスパートにして、橋本、小渕、森政権時代に日露平和条約締結までの道筋をつけながら、小泉政権時に、鈴木宗男代議士とともに、国策捜査の犠牲者となった異能な元外交官、外務省のラスプーチン、佐藤優。 佐藤優氏は、対ロ…

【感想】死に山: 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相   ドニー・アイカー

1959年、極寒に凍てつく冬山のウラル山脈でトレッキングを行ったロシア人大学生9名が命を落とす”事件"があった。ある者は舌を切り取られ、ある者は下着姿で、ある者は頭蓋骨折、ある者からは放射線が検出、何よりも異様なのは全員が冬山登山用のブーツを履い…

【感想(続き)(心を動かす編)】デキるヤクザの人たらし交際術 相手に気づかれずに「心を操る」禁断ワザ100  上野友行

https://trikiken.hatenablog.com/entry/2019/08/27/120658 (前回からの続き) 前回は、ターゲットとする人物と初対面時、ターゲットに自分の印象をどのようにして残すか、その具体的な振る舞いについて書いた。 今回は、その1歩先として、相手をどう動か…

【感想(続き)(初対面編)】デキるヤクザの人たらし交際術 相手に気づかれずに「心を操る」禁断ワザ100  上野友行

https://trikiken.hatenablog.com/entry/2019/08/24/184243 (前回からの続き) 前回、著者である上野友行氏は、暴力団関係者との距離が近すぎるのではないかと書いた。そして、その近すぎるが故に、本書で書かれた内容は、暴力団関係者がいかにして喰い物を…

【感想】デキるヤクザの人たらし交際術 相手に気づかれずに「心を操る」禁断ワザ100  上野友行

人たらし、人脈術と自己啓発と称する、粗雑濫造(そざつらんぞう)されたコピペ本を本屋のビジネスコーナーではよく見かけることがあると思う。 この本は、そのようなお上品なビジネスコーナーではなく、ヤクザ関連エリアに棚ざらしにされていた書籍である。…