2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【感想(続き2)】ヨシダナギの拾われる力  ヨシダナギ

https://trikiken.hatenablog.com/entry/2019/07/28/194356 前回、ヨシダナギ氏が何かをトライする時、失敗するとわかっていながら「どのように失敗するのか」と心持ちをし、物事に取り組んでいる、やるだけやってみている事を紹介した。この話についてもう…

【感想(続き)】ヨシダナギの拾われる力  ヨシダナギ

https://trikiken.hatenablog.com/entry/2019/07/26/122707 ヨシダナギ氏の著書「ヨシダナギの拾われる力」について、引き続き感想を書きたい。 彼女はTV番組「クレイジージャーニー」なる番組に出演し有名となったが、実はその番組で披露した、少数民族の写…

【感想】ヨシダナギの拾われる力  ヨシダナギ

https://trikiken.hatenablog.com/entry/2019/07/09/203358 以前、アフリカに住む少数民族と同じ格好をし、心の距離を近づけ、その少数民族の写真を撮り続けるフォトグラファーのヨシダナギ氏の書籍について感想を書いた。 今回、彼女の別の著書「ヨシダナギ…

【感想】何を捨て何を残すかで人生は決まる  本田直之

冠言葉が「レバレッジ〇〇め」のタイトルで始まる著書を複数執筆されている本田直之氏。 私は「レバレッジ時間術」という、10年以上前に出版された著書を読んだことがあり、今回の著書も当時の内容と大きくは相違無いという印象を持った。当時と異なるのは、…

【感想(続き)】何を捨て何を残すかで人生は決まる  本田直之

https://trikiken.hatenablog.com/entry/2019/07/23/105219 前回に引き続き、本田直之氏の「何を捨て何を残すかで人生は決まる」について書きたい。 本書では、人脈についての考えも述べられている。人脈に関する各種書籍を読んだことがあれば、多くの人も思…

【感想(続き)】ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。  幡野広志

https://trikiken.hatenablog.com/entry/2019/07/16/215701 前回、写真家で、血液のがんに侵され、末期の症状にかかってる幡野広志(はたのひろし)氏が書き下ろした「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる」についての感想を書いた。今回も引きつづき、…

【感想】ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。  幡野広志

著書は、就学前の1人息子と妻がいる写真家であり狩猟も嗜(たしな)む、年齢は35歳(2018年に本書が出版された時点)の幡野広志(はたのひろし)氏。この本が出版されることとなったのは、幡野氏が息子のために、地図のような、コンパスのような、息子自身が…

【書評(続き)】お金の整理学 外山滋比古

https://trikiken.hatenablog.com/entry/2019/07/14/105524 前回、「東大と京大で一番読まれた」で始まる本の帯でおなじみの『思考の整理学』、その著者である外山滋比古(そとやましげひこ)氏が書き下ろした新書『お金の整理学』での痛快に物事をこきおろ…

【書評】お金の整理学 外山滋比古

「東大と京大で一番読まれた」で始まる本の帯でおなじみの『思考の整理学』、その著者である外山滋比古(そとやましげひこ)氏がお金にまつわることを痛快なエッセーにしてまとめたのが本書『お金の整理学』である。 タイトルからして『思考の整理学』を丸パ…

【書評(続き)】決断=実行 落合博満

https://trikiken.hatenablog.com/entry/2019/07/10/094102 前回、「最終決定権を誰が持つべきだ」の章について、面白かった旨を書いたが、具体的にどのような話であったかを記載してなかったので、今回はそこの部分の引用から書評を続けてみたい。 この章の…

【書評】決断=実行 落合博満

社会人からプロスポーツ選手としは決して若くはない年齢で日本のプロ野球選手としてのキャリアをスタート、現役時代には三冠王を三度も獲得し、名実ともに偉大な成績を残し引退、中日監督時代の10年間、一度もチームを4位以下の成績でシーズンを終わらせるこ…

【書評】ヨシダ、裸でアフリカをゆく  ヨシダナギ

幼少期にアフリカのマサイ族に魅せられ、アフリカの少数民族がいる地へ、女性一人、単身で乗り込み、現地の人々と同じ格好、ときに裸に近い姿になるのも厭(いと)わず、文字通り裸一貫(はだかいっかん)で少数民族の人々と交流、心の距離を近づけ、彼女ら…

【書評】自己紹介が9割 立川光昭

高校を中退後、中古バイク販売の会社を起こし、その会社をユダヤ系商社へ売却、その商社の従業員として入社、ユダヤ人と肩を並べ仕事を開始、日本地区で一番の売上をたて同僚から認められたというのが、著書の立川光昭。いろいろと突っ込みどころ満載の、謎…

【書評(続き)】ダークツーリズム 丸山ゴンザレス

【書評】ダークツーリズム 丸山ゴンザレス - 鳥木ケンのブログ 〜金融系が多め 前回、危険地帯ジャーナリストの丸山ゴンザレス氏の著書での、彼が取材したメキシコ麻薬戦争について書いた。 今回は、本書で、取材対象者へのアプローチの仕方、接し方、その距…

【書評】ダークツーリズム 丸山ゴンザレス

著者である丸山ゴンザレス氏は、TV番組、クレイジージャーニーに出演される、危険地帯をメインに取材を重ねているジャーナリストである。 私が彼を知ったのは、YouTubeで゛ルーマニアのマンホールタウン゛なる謎の動画をお奨めされ(グーグルのアルゴは、何…

【書評】応仁の乱 呉座勇一

本書はタイトルの通り、1467年、室町時代に京都を中心に始まった戦乱の1つである応仁の乱について、学術レベルから一般向けに落とし込んで、その歴史的背景について説明がなされている。 応仁の乱と言われ、自分自身が思い出すことは、単純に1467年を単純に…

【書評(補足)】アメリカ極悪刑務所を生き抜いた日本人 KEI著

アメリカの極悪刑務所(毎月、両手では数えられない人数の囚人が殺されるような刑務所)を、何カ所も転々としながら、10年以上も服役したKEI氏。彼の著書を読んで感じたのは、我儘を(わがまま)を貫き通す力が、常人のそれをあまりにも超えていることであ…